もうすぐ50歳になります。子供は成人し、親は70代~80代です。
50歳を過ぎて突如、人生の折り返し地点を意識するようになりました。親の老い、自身の更年期、子供の巣立ちを目前にして、漠然とした不安が押し寄せています。
家庭やキャリア、身体的な変化が重なると心のバランスが崩れやすくなります。これを「ミッドライフクライシス」と呼び、この心の危機を迎える人が増えているといわれています。
原因を知り、乗り切り方を知っておくことが大事だと考えました。
ミッドライフクライシスの主な要因
ミッドライフクライシスを引き起こす要因は、いくつか考えられます。
要因1.空の巣症候群
子どもが独立することで、ぽっかり穴があいたような気持ちになる「空の巣(からのす)症候群」になりやすい年齢です。子育てから解放されるという思いと、子育てが終わってさみしいという思いに向き合うことになります。
長年子育てをがんばってきたけれど、子供が独立し「母親」としての役割が終わると感じ、急に人生の意味を失ったりすることがあります。
要因2.更年期
40代から50代にかけて迎える更年期。身体的な変化やホルモンバランスの乱れが起こります。老化の兆候が表れ、健康に関する自信が失われる時期でもあります。自分の容姿の変化なども不安を助長させます。
要因3.介護
自分が50歳を過ぎる時、両親の年齢は後期高齢者となるケースが多いです。介護を考える時期となります。
自分の親の介護だけではなく、義理の親の介護もしなければならない可能性もあります。親の介護が必要になった場合、仕事や自分自身の生活、介護の両立に悩むことが増えます。
要因4.老後生活への経済的な不安
今現在結婚をしていても、これから夫との死別などにより単身となるかもしれません。経済的、精神的に自立できていないとミッドライフクライシスにつながる可能性もあります。
ミッドライフクライシスを乗り切る方法
ミッドライフクライシスにもしなってしまっとき、乗り切るための具体的な方法を知っておくと、短期間で乗り切ることができるかもしれません。
新しい趣味や学びを取りいれる
新しいことに挑戦することで、日常に変化をもたらします。
これまでとは違う新しい趣味や興味のある分野に取り組むことで、自身の成長ややりがいを感じ、心が落ち着くかもしれません。
サポートしてくれる人を見つける
家族や友人、専門家など、気持ちを共有することで孤独感を軽減させることができます。精神面では心理カウンセラー、キャリア面ではキャリアコンサるたんとなど、専門的な支援を受けることもできます。ポジティブなビジョンを描く手助けをしてくれる人が見つかるはずです。
コメント